薪割り機

 伐倒、玉切り、運搬、乾燥積みしていた材料も、いよいよ最後の工程の薪割り機での薪割りとなりました。ストーブ販売店の指導は「良い薪は木の中心が乾燥している事が大切で、出来たら小さな木も割って乾燥させたほうが良い」とのことですが、使用する12月ごろまでに乾燥しているためには、9月中に割り木にしておきたいところです。

 南さいはく振興協議会事務所で薪割り機を借りて、薪割り作業に汗を流しました。

生の木はよく割れるのですが、少し乾燥して固くなっていたので、薪割り機も難儀しました。刃に原木を当てて油圧プレスするのですが、木に少し割れ目が入っているのでそこを当てます。また小径の方から割ることが基本です。刃の高さよりも大きな径の木は中心をずらして、刃の高さ位のところから割り始めると案外うまく割れます。一番割れにくいのは木の又の部分ですが、これは燃やす段になればじっくりと燃えてくれて重宝する材です。木の繊維にそって割るように、材料の刃への当て方を工夫します。トラック1台500円で利用させて頂きました。

 

最後まで割り切るために角材を当てています。

 

 

このような又木は割ることが難しい。切口も直角になっていないと油圧プレスが真っ直ぐにかからないから、時に木が跳ね上がります。燃やす段になれば重宝するのが又になった部分です。

 

刃の高さよりも大きな木を割るときには、中心をずらしたり、前後を逆にしたり工夫しなければ割ることができません。何所に刃を当てるのかがポイントとなります。


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