秋の食材

 シイタケがたくさん生えてきました。一昨年の春に植菌して、井桁に積んで養生しておき、今年の夏に立てかけて菌に刺激を与えておいたものです。

シイタケ菌は椎の実の成る木に生えますが、枯れなければ菌もまわらないので生えるまでに時間が掛かるのです。ちなみにマツタケは生きた松の木の根に生えます。

 この地方で一本ハギと呼んで、土から生え、焼いても漬けて食べても美味しいタケです。焼くと少し苦みがあって、酒の肴にはもってこいの味です。

傘の中心が尖がっているのが特徴で、高さが30センチ位、傘の直径が25センチ位の大きなものを採ったことがあります。写真は小さなものですが、いくらの郷地域は土地が肥沃で、大きなタケが生えるようです。

 早速にガスコンロで焼いて酒の肴にします。焼くとしなって形が崩れますが、醤油を付けて食べると程よい苦みがあって、ついつい飲みすぎてしまうのです。

 雑タケ入りのおこわです。こんな具材を使って食べると、美味しくてどうしても食べ過ぎになります。

 栗ご飯のおこわです。栗も山栗の大きなものを選って使いますが、改良種の栗よりも甘みの質が違うようで、とにかく美味しいのでお代わりです。

 台所では色々な料理に蜂蜜を使用します。西洋ミツバチのハチミツは、花の種類によって味も香りも異なりますし、日本ミツバチのハチミツは、熟成された独特の味わいで、用途に応じて使い分けしているようです。

前の小瓶は菜の花、左端はレンゲ中心、真中はイタチハギ、右端は日本ミツバチのハチミツです。


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