冬支度
伐開した小径木を軽自動車の上でチェンソーを使って段切りします。道路の横で作業ができるので便利です。
中心が割れているとよく乾燥しますので、少し大きな木は斧で薪割りです。コツがあって木の繊維の方向を読まなければ、思うようには割れてくれません。また薪割りクラブ等の動画を見ると、大径木の上に薪を立てて割っていますが、いくらの郷の薪割りは手前に斧の回転を止める木を置いて安全を確保しています。
薪の積み方も工夫があります。両サイドと真ん中は井桁積みで真っ直ぐに積んで、崩れないように踏んばらせます。
東北地方の平均で一冬で約6㎥の薪が必要とありました。それを参考に冬支度です。
雨内さえあればどこでも積みます。家の南側にも積みました。冬、積雪がありますから、外だと雪に埋もれて薪を掘り出すのに一苦労するからです。イソップ童話のアリとキリギリスを思い出しながらの作業ですが、昔はこのような風景が山里で一般的でした。