地域活性化事業

  中山間地農業は高齢化や後継者不足で喘いでいます。いくらの郷の若者支援の取り組みで、地域活性化を果たせないものかと考えました。

 お隣りの伯耆町で行った中山間地の高齢者アンケートの結果、「年金にプラスして月に3~5万円の収入があればよい」という回答が一番多かったという結果から、小さな経済を数多く作っていくことに活性化の活路を見出そうと考えました。

 当面、休耕農地などの活用で所得の確保を図るべく、町内の入所施設でのお米の買い上げ取りまとめを計画しました。従来は町外に流れていた消費支出を町内に留めようとする地産地消です。

周辺地域にも声掛けをして、200袋以上の集荷予定です。地道な取り組みですが、確実に地域経済活性化に繋げています。又、いくらの郷直営のほ場も確保して、研修生の農作業のフィールドとしても成果を収め、若者支援を活かしながら後継者不足などの課題に対応した活性化を図ろうとしています。

 

 写真は休耕田を耕し、紅はるかの芋苗1000本を植えました。小さな経済を作っていく試みです。

「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」とは、かの山本五十六の言葉。いくらの郷が先ずやってみなければならないと取り組みました。

 


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