ツリーハウスの座板づくりに取り掛かりました。林道のない山奥での製材はチェンソーで行います。ネットで吟味して取り寄せましたが、外国製でチェンソーのバーが610㎜場合、535㎜の幅の板を挽くことが出来ます。
丸い材を縦に水平に引くのには、基準面を作るためのガイドレールが必要です。このレールを材料の両木口にビスで固定して、最初は薄い端材を挽き基準面を作ります。
基準面が出来上がるとその上を滑らせれば良いようなものですが、最初の切口の支えがないために、切口の角度づけが難しいのです。その為、レールを木口より手前に少し伸ばして、使用することとしました。
レールの端に機械が乗って、最初から安定した切り込みが可能です。
このような形でチェンソーが水平に切り込んでいきます。
エンジンを吹かしながら、真中のレバーを押して切り進んでいきます。
チェンソーの負荷は相当なものであることから、チェーンに回るオイルの吐出量は多めに、燃料もオイルを濃い目に混合して使いました。また爆音は相当なものなので耳の保護も必要です。しかしとてもよく考えられた機械と感心しました。慣れてくると座って作業が出来ました。
厚みが3・5㎝位の座板が出来ました。
長さ2mの杉板の製材が出来ました。これなら持ち運びも簡単で、林道のない場所からでも伐り出しが出来ます。しっかりと乾燥させて使います。
厚みのある柱材などの製材には、切口にくさびを入れてチェンソーへの負荷を減らすと作業がし易いとありました。この冬にコツコツと製材して、材料を揃えようと思います。