ウッドデッキ、遂に完成

 いよいよ今日はウッドデッキを組み立てます。スーパーボランティアAさんのユニックをお借りすることになり、大助かりです。苦労して作った三股も不要になりました。

 木の中心に紐を掛けて、一本ずつ丁寧におろして行きます。今日は卒業生が全員顔を見せて、手伝ってくれました。

 ユニックで吊り下げていますので、徐々に下げてホゾ穴に入れれば良いようなものですが、中々思うように入りません。そういうこともあるかと、少し大きめのホゾ穴にしておいたのに収まりません。何度かやっているうちに、何とか収まってくれました。構造上1列目の2本が入れば、後はどうにでもなる仕組みですから、この2本が入ると半分成功したようなものです。

 2列目の柱は急きょ作ったものです。後から設置しようと考えていましたが、これが間違っていたものです。朝一番にホゾ穴をあけて準備しました。

 2列目の柱が立ちました。

 3列目は下で組んでから持ち上げることとしました。

3列の柱が立ちました。壮観で感動する事しきりでしたが、これから上に載せる桁材の事もあり喜んでばかりはおられません。

 桁材も3本目までは上手く乗りました。5m以上になる桁があり、これでは長すぎることから、間に丸太を入れたものです。

 いろいろと評議しながら載せていきます。上手くいっている時は何をしても楽しいものです。

 お昼は入蔵のおばさんたちがウッドデッキの建ち前を祝って、栗ご飯のサービスです。思わず「うまい」と言うほど美味しく、たくさん頂きました。ニートや引きこもり事業が上手く行っているのは、入蔵のおばさんたちの協力があればこそだと感謝しています。


 日を改めて作業開始です。今度はユンボを持ってきました。掛谷で叩いても、動かない2列目の横桁を動かすためです。更に前側に傾いていた柱を、真っ直ぐにするため引っ張っています。

 引っ張って形が整えば、上と下からボルトで締めます。

ちなみに柱は杉材で、桁はヒノキ材を、板は杉板を基本にしています。

 杉板を乗せてゆけば、大体の形が見えてきました。

柱が小さいように見えますが、真っ直ぐに立てれば1寸角で1000貫を支えるとか言われていますから、これだけあれば十分と言えます。

むしろ桁材は多少大きくても、横に使いますから、振り放しの5mの長さは危険で、間に2列目の柱を立てる必要がありました。

 皆で一度上がって見ることとしました。皆が上に上がっても木の枝に触ったりして、中々落ち着いて座ることが出来ません。1段目と比較して、比べものにならないほど高くて恐ろしいのです。慣れてくると少しづつ安心して、樫の枝から手を離し座れるようになりました。壮観です。絶景です。言う言葉がありません。

大山もかなり目の高さに近づいてきました。

今までの苦労が一番報われる時です。

 大の大人が夢中になって、ウッドデッキを作っています。ツリーハウスはこの上に3段目として、今度は委託して作成する予定です。本当のツリーハウスで、屋根の付いた壁のあるものです。

小さかったころからの夢が、このような形で実現したので言う事はありません。

スーパーボランテイアのAさんが、子猫を連れてきました。子猫の目にはどう映ったのでしょうか。


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