わかとりの視察、錦着て帰る・・・

 わかとり作業所より視察の依頼がありました。研修生だったY君からです。「錦着て帰る故郷の若葉かな」とは日南町の内藤岩雄先生の句ですが、これを実現しました。

一緒に活動した部落のおばさんたちが応えて、腕によりを掛けて昼食を作りました。

 こんな立派な昼食が出来ました。炊き込みご飯にイノシシ汁、刺身はサワラのタタキを理事長が作りました。殆どが地元産の食材で、美味しい、美味しいと好評で、きれいに食べてくれました。

 薪ストーブは癒しの効果があるのですね。気持ちにピッタシで、飽きずに火を見ています。「暖かいね」「いいね」等と口々に賞賛の声が上がりました。

 食事が終わったらウッドデッキを見に出かけました。彼らが来ると聞いて、急きょ作った九十九折りの階段ですが、上っていくのもワクワク感が湧いてきます。

今日は快晴で、まるで彼らを待っていたような天気に恵まれました。

 遠方に臨む大山に、感嘆の声を上げながら、初めて見るウッドデッキに興味津々です。

 2階は遠慮して貰い、1階で説明をしました。Y君やS君の活躍で完成したことを告げると「Y君やS君は凄いね」と何度も言います。帰ってからも出会うと何度も言われたそうですから、随分と男を上げたようです。

 気持ちの良い山道を散策すれば、シイタケのホダ場に出会います。

 わかとり作業所ではシイタケ栽培に挑戦してみようという計画があり、興味津々です。残念ながら丁度採取した後で、見て頂く事にはならなかったですが、それでもホダ場の雰囲気は分かって貰えたようです。


 今日はとりわけ美しい大山です。頂きが白くなり、厳しい冬の試練に向かう前の身づくろいをしているようです。わかとり作業所の皆さんも、今日の天気のように晴れ晴れとした心で、試練を乗り切ってほしいと願いました。


 「良かったね」「もう1度、行ってみたいな」と、人気が良かったようです。

スタッフにはこの声が何よりの励みになります。やる気と創作意欲が湧いてくるのです。


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