「キャンプ場」着々と進む

 キャンプ場は着々と進んでいます。研修生が暫く不在でしたが、所長とスーパーボランテイアさんとキャンプ場予定地に通って、整備を進めてきました。駐車場に入れる砕石も運んできました。 

 キャンプサイトの予定地です。ここに砕石を入れて盤を作ります。

 ログハウスで事務所を建設しますが、建ててからでは遅いので、背後の木を伐っておきます。

言うのは簡単ですが、何しろ急峻で木も樫の大木ですから難儀しました。早速に割り木をして片つけます。

 音楽堂予定地を通って上に行きますが、冬は草が枯れて見通しが良くなります。堤もあって渡り鳥が羽を休めたりして、中々ロマンチックな場所です。

 音楽堂予定地も整備してきれいになりました。今後、ステージを作らなければなりません。

春になれば青葉、若葉で、すっぽりとドーム状に覆われてしまいます。

 キャンプ場を一望できます。高いので向こうの樫の木にロープを張って、一気に滑り落ちたら気持ちが良いだろうと思いました。

上から見れば様子が良く分かります。写真の左上に音楽堂の予定地が位置します。

 まだ整備途中ですが、木を倒して見晴らしを良くすれば、大山が又違ったたたずまいを見せてくれます。音楽の合間にはここに登って風に吹かれて見たいですね。

これは良い処になりそうです。

 指導員のTさんが、大きな桜の切株の横を通って降りてきました。それにしても若いと言う事は絵になりますね。

桜は分厚い板に製材して、3月で退任されるNさんのテーブルに生まれ変わろうとしています。

 

 庭の馬酔木(あせび)ですが、随分と大きくなりました。何と言ってもピンクの花が美しく、この時期に咲き誇ります。

花のあとには直径5ミリほどの実が着いて、ぶら下がっているように見えますが、熟すと上向きに開いて中から種子がこぼれ落ちます。

 

「池水に 影さえ見えて 咲きにほう あしびの花を

 袖に扱入(こき)れな」万葉集、大伴家持

 

「わが背子に わが恋ふらくは 奥山の あしびの花の 今盛りなり」万葉集

等と詠まれています。

 馬酔木の花は有毒植物で、馬が食べて中毒を起こし、酔ったようになることから「馬酔木」と名付けられたようです。牛、馬の寄生虫駆除・農業用駆虫剤として利用します。 


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