多忙な春

 ユンボが無ければ、いくらの郷のキャンプ場造成作業はとてもおぼつきません。感謝の思いを込めてグリスを充填しますが、ニップルがどこにあるのか汚れていては分かりません。洗ってからと思いますが、忙しく取り敢えず見えるところだけでも、グリスを充填します。

 4m✖4mの敷地造成をしましたが、これだけ掘るのに石が出て随分と手間取りました。

 ユンボは重しにもなりますから、前進バックして敷き固めます。盛土をしたところは、雨が降るたびに沈んで行きます。


ここにウッドデッキを作ります

 テントを張っても良いし、子供の遊び場に利用しても良いしと考えて、ウッドデッキを作ることにしました。前には石を積み上げて壁にします。三四五定規を利用して、前場の土台木に対して直角を求めます。前場は石の上に直接ブロックをおいて、ブロックに合わせて土台の裏をくって、基礎の土台が動かないようにします。

ところで研修生のS君は1か月ほどのいくらの郷の活動で、中性脂肪の数値が30%も改善したようです。この調子で改善してくれたらと皆で喜びました。

 このようにはめ込んでしまえば左右には動かないことになります。前後はデッキの板を土台に打ち付けますから、動かないだろうと考えました。

 休憩時間には女性スタッフがお茶を用意してくれました。今日は旧知のKさんが珍しく顔を見せてくれました。スーパーボランテイアのAさんも一緒にくつろぎました。


 キャンプ場の敷地造成も完成し、理事長がスーパーボランテイアのⅯさんの手伝いで、事務所建設予定地の裏の小径木を伐倒しました。大径木は既に倒していますが、小さい木も気になるので倒していくと、思わぬ量の処分木が出てしまいました。キャンプ場周辺の環境美化は必須ですが、何しろやることが多くてどうしても後回しになってしまいます。こんな時にスーパーボランテイアの出現はありがたいですね。


 ウッドデッキの完成もまじかです。姿が見えてくると俄然やる気が湧いてきます。ギャラリーも駆けつけて、木の根などを集め火を焚いたりして手伝ってくれました。


竹の征伐が出来ました

 休耕地に竹がおごって始末がつかない状態でしたが、町社協の会長が男気をだして先ず取り掛かってくれました。そこにスーパーボランテイアのⅯさんが手助けをして、更に以前研修生だったS君も手伝いました。最後は理事長が仕上げの伐開をして完成しました。これで見通しが良くなり部落としても喜んで頂ける筈です。今後、これを焼却しなければなりませんが、この時は届を出して万全の態勢で行います。

 

 山野には春を待ちわびた山菜が一斉に芽吹いて来ました。タラの芽、コシアブラ、わらび、ぜんまい、タケノコなど多彩で、命の躍動を感じます。農作業など急に忙しくなってきたなあと思いながらも、新たな春に「今年こそは」と思いを新たにさせます。


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